企業から贈り物が届く株主優待は楽しい!

さて、前のカテゴリでは株式投資の基本的な話を色々としてきましたが、このカテゴリではもう少し具体的な話に進みます。

具体的な話というのはつまり、株式投資をする中で、株主優待を実際にどうやって受け取るのかなどの話です。

単純に株を現物で長期保有するのなら、特に問題なく毎年株主優待を受け取ることが出来ます。

でも、そうした長期保有をしなくても、ポイントさえ押さえておけば株主優待は受け取れるんです。

もちろん株の長期保有をして、そこから毎年配当金と株主優待を受け取るやり方の方が安定はすると思います。

でも、ある程度まとまった資金がない限り、株の長期保有は難しいんじゃないかという思いもある。

少なくとも私の場合は、株式投資に充てられる資金があまり多くないですから、株の長期保有はあまりやりたくないです。

恐らくこれを読んでいる方の半数以上は、私と似たような資金環境にいるんじゃないかな。

だから、私が実戦している株主優待を得る為のやり方は、ある程度役に立つ内容ではないかと思っています。

ということで、このカテゴリではそのあたりの具体的な話を色々としていくつもりです。

あまり多くない資金で、なおかつ株主優待を楽しみたい方、株主優待に興味を持っている方はぜひ読んでみてください。


■株主優待とは何なのか

まず最初に取り上げておきたいのが、そもそも株主優待って一体なんなのか、という話です。

このサイトのメインテーマですから、まあ改めて説明することもないか……とも思いましたけども。

まあ一応確認というかおさらいというか、少し書いておいても良いかなという感じで取り上げてみます。

株主優待とは……

株主優待というのは、企業が自社の株を保有している株主に対して、配当金とは別に品物を贈ることです。

この習慣は日本特有のものであり、外国では株主優待という考え方はあまり浸透していません。

贈られる品物は企業によって様々ですが、自社で取り扱っている商品をを贈る場合が多いですね。

それ以外では、クオカードやお米券などの金券だったり、自社が展開しているサービスの優待割引券だったり、まあ色々です。

■保有株数と株主優待の関係

保有している株の数によって優待の内容は変わってきますけど、優待の内容が保有株の数に比例する訳ではない、というのミソです。

1000株保有している人に対して、10000株保有している人の株主優待が10倍あるかというと、全然そんなことはありません。

感覚的にはせいぜい2倍くらいの優待になるかな、という感じ。

だから、株主優待を受け取ることが出来るギリギリの株数を保有するのが、お得感という観点ではベストということになります。

企業の狙いは様々あるとは思いますけど、結局は自社の株を個人投資家に買ってもらいたい、という狙いがあるんじゃないかな。

保有株数が少ない個人投資家にとってお得感がある。

このあたりの考え方が、個人投資家の中で株主優待を楽しむ人が多い理由ではないかと思ってます。

私もそんな株主優待を楽しんでいる内の一人で、毎年決まった企業の株主優待が家に届きます。

まあ保有する株の数がそれほど多くないですから、株主優待で貰える商品は5千円から1万円程度のものがほとんどです。

でも、実際に株主優待をやってみればよく分かりますけど、こういうのって単純に金額だけの話じゃないんですよね。

何が届くかが分からないけど、自分も名前を知っている有名な企業から、お礼の言葉と共に株主優待が届く。

これはかなり楽しいことですよ。

今この文章を読んでいる方で、「ちょっと面白そう」と思った方がいたら、ぜひ一度自分で経験してみて頂きたいと思います。