2012年 12月 27日
12月に株主優待の権利が確定する企業として、コクヨとマクドナルドとパイロットを検討してきました。
だけど……正直言ってどれも今ひとつなんですよね。
こんな状況の時には、あまり無理して株主優待を狙わない方が良い、というのが今までの経験から出る答え。
でも、株主優待を取る楽しみもあるからなぁ……という気持ちもあって、なかなか割り切ることは難しいものです。
どれも良くはない。
というのが正直な感想だったんですけど、この中でもまだ大丈夫そうなコクヨの株主優待を今月は狙う事にしました。
まあ「まだ大丈夫そう」とか、そういう後ろ向きなことを言っている時点で、利益が出せないのが見えている気もしますが。
それがどんな結果になったのか、という話と、若干の反省点などを今回は記録しておこうと思っています。
■コクヨの安易な取引
「反省点」とか書いている時点で、もう既に結果が見えてしまっているような気もしますが……
とりあえずは権利確定日である12月25日に、コクヨの株を641円で500株現物買いです。
そして権利落ち日に下げた日を一度我慢して、さらに下げた12月27日に618円で売却。
その差額23円×500円だから、手数料を入れてあっという間に約12000円越えのマイナス。
あらら……もの凄くあっさりと損失確定、という残念な流れになってしまいました。
■反省点を考える
株でねばり強く利益を積み重ねていくのは結構大変なことです。
しかしその逆パターンとして、株式投資で損をするとか資金を全部失うなどを現実のモノにするのは本当に簡単です。
逆だったら最高に嬉しいことなんですけど、楽して利益を出すことなんてやっぱり出来ないんですよね。
しかも、618円というのはかなり底に近い値段で、売った後はこれ以上下がらないという黄金パターンになりました。
今回は、メインでやってる信用取引で結構大きな取引をしていたので、株主優待狙いの取引が非常に雑になってしまった。
これが失敗の原因ではないかと思っています。
どんな理由であってもマイナスの金額は変わらないので、こうした雑な取引をなくしていかないと。
今回のコクヨの現物取引は、そうした反省点がたくさんつまった取引になってしまいました。