カナモトの配当金をいただく

権利確定日に現物株を保有して株主優待を受け取る。

これが当サイトのメインテーマですが、株主優待を受け取ると、ほぼ自動的に株の配当金も受け取ることが出来ます。

権利落ち日には配当金と同額かそれ以上に株価が下がる場合が多いので、配当金を得したという感じではないですけど……

それでも、貰えるものは有り難く貰っておくということで、配当金についてもここで記録していこうと思っています。

大抵の場合は、権利落ち日に下がった株価でそこそこ損をして、配当金でチャラになるような流れが多いですね。

株主優待を貰える分だけ得している、みたいな感じ。

もちろん株価暴落で大損するよりは全然良いので、こうした結果に文句を言うつもりはありませんけども。


■カナモトの配当金

カナモトという企業は、一般的にはあまり馴染みのない名前かも知れませんね。

建設工事の重機や工事用照明機器などを現場にレンタルする、建機レンタルの最大手企業がカナモトです。

まあ私を含めた一般の人が直接取引をする企業ではありませんが、今回はこの企業の配当金を狙って取ることにしました。

これを書いているのは、配当金が振り込まれてから1ヶ月程度経った時期なので、あまりタイムリーではありませんが。

まずは私が配当金を狙った時点での、カナモトの株主優待と配当金の基本情報から。

・権利確定月は10月

配当金は1株につき20円

・最低売買単位は1000株

・株主優待は3000円相当の北海道特産品

という感じ。

東日本大震災からの復興を目指すには、様々な建築・土木関連の重機が必要不可欠になってくると思います。

なので、企業の状態としては悪くないと思います。

今回は10月の間、合計3回に分けて1000株ずつ買い注文を入れました。

10月3日 543円で1000株

10月5日 529円で1000株

10月26日 533円で1000株

平均買値535円で3000株買いで、権利落ち日の10月27日に540円で3000株売り。

金利とか手数料などを引いて、大体10000円程度の利益が出ました。

カナモトの取引結果

で、それから3ヶ月後の翌年2月初旬に、めでたく配当金が振り込まれました。

カナモトの配当金振り込み

カナモトの配当金は1株につき20円ですから、3000株で60000円とか思いがちですけど、中間配当金があるので半分の30000円です。

個人的には十分というか、かなり多い方だと思っています。

株主優待は3000円相当の北海道特産品を、カタログの中から好きに選ぶ方式になっています。

が、今回は株主優待は止めておく事にしました。

上記画像にも書かれている通り、信用取引で買い注文を入れたので、株主優待は受け取れないんです。

株主優待の権利は、あくまでも現物で買った方のもの。

信用取引では、基本的に証券会社から借りたお金で株を買っているので、株主は証券会社になってしまうんです。

でも、配当金だけはゲットすることが出来るので、たまにはこういうやり方も良いんじゃないかと思います。

信用配当金については、もう少し細かい説明を別途でするつもりです。

あと問題がひとつだけあるとすれば、これを書いている今現在のカナモトが、こんな株価になっていることくらいですね。

カナモトの株価

(*´∀`) < まさかの900円超え

まあそこまで引っ張れる訳はないので、別に全然構わないんですけど、悔しくないと言えばやっぱりウソになりますよね。