「株主優待について」の記事一覧

優待以上の損失を出さない為に

株主優待を狙うことは確かに楽しいんですけど、そればかりに目がいってしまうと結局は大きな損失を出すことになります。

株主優待を受け取る楽しさを味わい、それにプラスしてさらに株の値動きでも利益を出したい。

そういう要望がどんな人にもありますよね。

もちろんそうなれば最高ですし、上手くやればそれも充分に可能だということに間違いはありません。

しかし実際にやってみるとよく分かりますけど、株主優待と値動きによる利益という二兎を追うのはなかなか難しい

現物株を権利確定日に所有していれば良いだけなので、株主優待を受け取ること自体は簡単です。

「二兎を追う者は一兎をも得ず」という諺がありますけど、株主優待の場合は一兎を得ることは出来るんです。

だけどその後が問題なんですよね。

株主優待だけを追いかけると、結局は値動きに翻弄されてしまい、株主優待以上の損失を出してしまう。

そうならない為にはどうすれば良いのか、どんな部分に気を付けるべきか、というのが今回のテーマです。

最後は諦めて損失確定

株主優待が欲しくて安易な買い注文を入れてしまい、あまりの出来高の少なさに困り果てている。

ベリテの株を保有している時はずっとそんな状態でした。

240円で買った株なのに一気に値下がりしてしまい、ただひたすら210円で売れるのを待っている。

これは言うまでもないことだとは思いますが、あまり気分の良いものではありませんよね。

だけどもっとキツイのが、「210円で売れればまだラッキーだよな……」と思ってしまう今の状態です。

買い注文が入っているのは、ずっと180円に1000株だけで、これは1週間くらい変わっていません。

それ以外にベリテの株を買いたい人は皆無、という状況の中で、結局出来ることって限られていますよね。

まあここで考えられる選択肢は2つ。

1.ただひたすら210円で売れるのを待つ

2.あきらめて180円で売る

出来れば3番目の選択肢として「突然300円くらいまで株価が上がり、そこでようやく売る」があれば良いんですけど。

現実はそんなに自分だけの都合で動くものではないので、どちらも選びたくないような選択肢から選ぶしかありません。

誰もいない銘柄とは何か

パッと見てお得そうに感じた株主優待に飛びついた後で、出来高が全然ないことに苦しむ。

ベリテの株主優待を狙った時の状況を1文で表すとそんな感じでした。

しつこいくらいに何度も書きますけど、とにかく出来高がないというのは本当に苦しいことなんです。

なにしろ株を保有した後はもう何も出来ないですから。

魚が釣れない場所でずっと釣りをしているようなイメージ……いや、水すらも流れていない水たまりで釣りをしている感じですね。

そこには何の動きもないので、ただじっと自分の株が売れるのを辛抱強く待ち続けるしかない。

そんな感じです。

しかも含み損を抱えながらになるので、あまり楽しい状況ではないということは伝わるんじゃないかと思います。

デイトレードでもしない限りは、株式投資をしても「何もすることがない」という状況に違いはないんですけど……

それでも、ある程度値動きはあるけど何もしないのと、全く何の動きもないから何も出来ないのでは違いますよね。

もちろん株式投資は自己責任ですから、そうした出来高が少ない株に手を出した自分の責任なんですけどね。

出来高の少ない銘柄で

5000円相当のオリジナルアクセサリーと、5000円の買い物券そしてさらに10%の割引券。

これらの魅力的な株主優待が、当時250円の株価だったベリテが株主に用意していた優待でした。

250円の株を1000株、つまり25万円を投資すれば、その魅力的な株主優待が手に入る。

これは利回りとしては悪くなかったので、「思わず飛び付いた」という感じで1000株の現物買い注文を出したんです。

買いであっても売りであっても、株の注文を入れる時の誰もがそうであるように、もう希望に満ちていました。

株主優待を受け取るのもそうだけど、少しは値上がりして利益を出せれば嬉しいんだけど……

と、そんな夢のようなことを考えていました。

権利確定日まで半月程度時間があったので、後はのんびりとそのまま現物を保有しておけば良いだけ。

こんなに簡単で良いのか?という気もしましたけど、まあ実際にはやっぱりそう簡単にはいかないもの。

案の定そうなったと言うべきか、しばらくの間はベリテの株で苦労をすることになります。

優待ほしさの安易な注文

株主優待のことだけを考え、権利確定日に現物買いをした後、権利落ち日にその株を売ってしまう。

これだけの単純な手順を踏めば株主優待を得ることが可能です。

ただしこのやり方はキャピタルゲイン(値動きによる利益)を考えた場合、あまり上手くいかない可能性を秘めている。

前回の話はそんな感じの主旨でした。

こうした話は、恐らく実際に自分で株主優待を狙ってみれば、イヤでも身に染みて理解出来ることだと思います。

しかしその一方では、人の話を聞いただけでは「へぇ」となるだけで、あまりピンと来ないかも知れません。

私自身も自分でやってみて、ある程度痛い目とか悲しい目にあって、ようやく納得できたことですから。

まあこれは全然自慢できる話ではないですけども……貴重な体験をしました、と言えなくもないです。

というか、そういう表現をする他はない、が正直なところですけど。

今回はそんな私の経験の中で、結構ダメージを受けた株主優待取りについての話をしてみたいと思います。

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