株式の保有期間も優待に考慮されるようになった

2013年 3月 4日

前回はキューピーの株主優待が自宅に届いたので、どんな内容の商品だったのかを紹介してみました。

さすがにキューピーというべきか、皆おいしそうな商品だったこともあって、届いた時はやっぱり嬉しかった。

株主優待というのは、やっぱりこういう商品が良いよな……と改めて思いました。

まあ総合的に考えると、商品の内容よりも、どんな取引結果だったのかの方が重要ではあるんですけど。

今回はそのあたりを思い出す為に、現在のキューピーの値動きをおさらいしてみることにします。

あとは配当金が入金されたのでその記録と、最後にキューピーの株主優待制度が変わったことの報告を少しだけ。


■キューピーの配当金

2月末、私の株式投資口座にキューピーの配当金が入金されました。

キューピーの配当金

1株11円くらいの配当金で、私は100株の保有だったので、税金などを引かれた1000円弱の収入となりました。

かなり少ないですけど、配当金は株主優待とは違った嬉しさがあるものなので、かなり有り難い収入です。

ちなみに、今現在のキューピーはこんな値動きになっています。

キューピーのチャート

1月下旬からようやく上げトレンドに転じて、今日もかなり大きく値を上げたようです。

私の場合は、キューピーの現物を10月22日に1333円で100株買った訳ですけど……

それがどれだけ天井に近かったかが、今になってよく分かります。

負け惜しみに聞こえることは間違いないですが、こうした値動きを追いかけることが出来て、今回は本当に良い経験をさせて貰いました。

いつの日か、ここで支払った授業料を取り戻せる日が来ると信じてます。

■キューピーの株主優待ルール変更

今回は大損をしながらキューピーの株主優待を受け取った訳ですが、来年以降はちょっと株主優待を狙うのは難しいかも知れません。

それはなぜかと言うと、キューピーが株主優待の権利について、新しいルールを作ったからです。

保有株数と商品の関係は同じなんですけど、来年からは現物株の保有年数が考慮されることになったんです。

具体的には、3年連続してキューピーの株を保有している方にのみ、株主優待を贈るという方針に変わったということ。

最短で1日しか株を保有していない人に株主優待を贈るよりも、長いスパンで株を保有してくれる株主を重視する。

そんな企業の方針が今回の変更で見えて来ます。

これは株主優待を狙う側としては痛いですけど、企業としては当然の動きなのかも知れません。

当サイトは株主優待を楽しむというスタンスで、色々な現物株を買っている訳ですけど、基本的には長期保有をあまりしない方針です。

しかしこれは企業にとってあまり有り難くない状況なのでしょう。

あまり極端な株主優待狙いばかりを続けていると、そのうちに企業は皆キューピーと同じような方針になるかも知れない。

今回の発表を見て、そんなことを考えさせられました。