2011年 12月末
結構色々な企業が株主優待の権利確定月を12月末に設定しています。
様々な企業が権利確定月にしている訳ですから、株主優待を狙う側としても色々と迷うことになります。
まあ私の場合は別に深刻に悩むような感じじゃなく、単純に「どれにしようかな……」という世界になるだけですけど。
その中で私が選んだのは以下の3社でした。
・マクドナルド
・コクヨ
・パイロット
3社しか選んでいないのに、文房具を販売している企業が2つもあるのは、単純に私が文房具好きだからです。
それと、株主優待は自社商品が好きだから。
そんな理由で3社の株を買った訳ですけど、それぞれの株と株主優待がどうなったかを紹介していきますね。
■マクドナルド
マクドナルドは全国的にハンバーガーを販売する店舗を展開している企業で……とか、そういう説明なんていらないくらい有名な企業ですよね。
株主優待は以下のような感じになってます。
100株以上:優待食事券 1冊
300株以上:優待食事券 3冊
500株以上:優待食事券 5冊
食事優待券というのは、ハンバーガー・サイドメニュー・ドリンクの無料引換券が1枚になったものです。
マクドナルドで注文をしたことがある方ならば、大抵はその3つがセットになって販売されているのを知っていると思います。
要するにそのセットが無料になる引換券ということで、それが6枚で1冊になっているのが株主に配られます。
ちなみに2011年末の時点では、マクドナルドの株価は1株2100円前後で推移しています。
100株で21万円、3株で63万円、5株で105万円くらい。
大体マクドナルドのセットは500円程度だから、1冊の優待食事券が3000円くらいの価値になります。
もちろんこの価値というのは、マクドナルドで食事をする機会がある方に限定されたものですけど。
私は月に1回くらい食べるかな、という感じなので、株主優待を狙う価値はあるんじゃないかと思います。
どれくらいの株主優待を狙うのかで少し迷いましたが、結局は100株だけ買って優待食事券を1冊だけもらうことにしました。
あんまり頻繁に食べないから、まあ1冊だけで充分でしょう。
実際に100株の買い注文を入れたのは10月末で、2062円で100株の現物買い注文でした。
その後ジワジワと株価は上がっていきますが、当然権利確定日にはドカッと株価が下がります。
株価の流れを見るともう少し上がるまで粘っても良さそうだったんですけど、プラスになるだけ良いかと思って権利確定日に売りました。
大きく下げても2069円で売れたので、差額7円×100株だから700円のプラス。
とは言っても、取引手数料が400円くらいかかるので、実質は300円程度のプラスでしかないですけど……
それでも、微々たるプラスで株主優待の権利をゲット出来たのは、悪くないんじゃないかと思ってます。
今これを書いている時点では、株価がさらに上がっていて、こんな状態になっている訳ですけど。
まあ先の事は誰にも分からないですから、今この結果を知ってあれこれ言う必要はないですよね。
こうなることが分かっていればそのまま権利確定日に売らないし、それが分からないから、リスクを考えて売る選択肢がある。
それだけのことですから。