2013年 3月 4日
株主優待権利が確定した後も、絶妙に私の買値を上回らないまま、結局は元気なく下げていったコックス。
もう権利確定の時点で失敗の雰囲気が漂っていたんですけど、それでも何とか上向きになって欲しい。
そんなことを思っていましたが、この粘りは株式投資ではあまり大事な行為じゃないんですよね。
それを分かっていながら粘るのは、やっぱりどう考えても精神的に良いモノではありません。
分かっているけど実行出来ない、という状況は、分からないから出来ないよりも最悪のことなんですけど……
なかなかこれを確実に実行するのは難しいものです。
と、長い前置きはこのくらいにして、今日はやっとのことでコックスの現物2000株を損切り出来ました。
タイミングとしては本当に遅かったんですけど、まあ今の時点で最速の損切りはやっぱり今日しかない訳なので……
ちょっと情けない結果になってしまいましたが、今回はコックスの値動きと収支についてまとめてみたいと思います。
■コックスの手仕舞い
コックスの株主優待権利が確定した時点で、少なくとも2月末の株主優待権利確定日には手仕舞いしようと思っていました。
そこまでは少しでも株価が上がる要素があったはずで、それ以降はちょっと危険な感じがした。
コックスの現物2000株を粘って持ちつつ、大雑把な行動方針としてはそんな感じでいました。
しかし2月25日の株価は215円で、どうしても私の買値を上回ることが出来ません。
それでも差額1円の損切りだから、別にそこまでプラスにこだわる必要はなかったんですけど……
その1円2円にこだわった結果、2月26日には10円安の205円まで下げてしまいました。
その後も上げそうな気配がないままで、出来高もあまり多くない状況になったので、ようやく今日遅すぎる損切りをしました。
成り行きで売り注文を出したので平均売値は203.75円で、結局は差額マイナス12.25円。
手数料などを考えると26000円前後のマイナスで、配当金もない現状ではそのままのマイナスという結果になりました。
■損切りの遅れ
私の場合、通常の株式投資に比べると、株主優待狙いの銘柄は損切りが出来にくい傾向にあります。
なぜだろう……
普通の信用取引だと普通に損切りが出来るのに、株主優待が絡むとなぜ損切りが遅れるのか。
これは、権利確定日までは保有するという縛りがあることと、権利落ち日に株価が下がる傾向にあることが影響しているのでしょう。
そのあたりを考えると、株主優待を目的とした株式投資というのは、かなり条件が厳しい投資ということになるのかも知れません。
結局は株主優待の銘柄であっても、そうでない銘柄であっても、マイナスの金額は一緒なんですよね。
それを知りつつも、欲張ってもう少しだけ粘ってみた結果、結局は大きなマイナスを計上することになる。
これを今まで何も繰り返してきたので、もうそろそろ直したいところなんですけど、まあ難しいものです。
とりあえずコックスはこれで手仕舞い出来たので、株主優待が届いた時に、現在の株価や値動きを含めた近況を報告します。